定期刊行物
「むしはむしでもはらのむし通信」
年1回発行する当館の定期刊行物。内容は、巻頭読み物のほか、特別展示や展示更新のお知らせなど。
販売は当館2階のミュージアムショップ、または郵送にて承ります(通常送料:167円)。B5判 カラー/白黒 16頁

【2022.12.23 NEW】
【最新号】第202号が刊行されました
220円(税込)
よみもの「カンボジアの『かん(肝)のむし』のはなし」
宮本和子(山梨大学)
熱帯・亜熱帯地域の発展途上国では死亡率の低い慢性の病気が今なお蔓延しており、WHOはそれらを「顧みられない熱帯病」と位置付けています。
本号の巻頭は、カンボジアの農村部における地域保健活動に携わってこられた宮本教授に「顧みられない熱帯病」のひとつである、タイ肝吸虫症対策の実体験についてご寄稿いただきました。
その他に倉持館長による「甲府盆地の地方病(日本住血吸虫症)を語り継いだ一年」や、研究員の活動紹介などが掲載されています。
郵送での購入をご希望の方は、問い合わせフォームからお申込みください。
●バックナンバー
各220円(税込)。在庫がなくなり次第販売終了となります。(著者の所属は発行当時)

第201号(2021年)
「芽殖孤虫物語―発見から110余年―」」
倉持利明(目黒寄生虫館)
感染事例が少なく、致死率が高く、感染経路は不明で成虫も見つかっていないという、長年謎に包まれてきた寄生虫―芽殖孤虫。そのゲノム解析に関わった倉持館長が本号の巻頭を執筆しました。

第200号(2020年)
「月報」「ニュース」「はらのむし通信」で振り返る目黒寄生虫館-200号を記念して-
通算200号に到達した「はらのむし通信」。職員がリレー形式で執筆し、研究・資料・歴史など、過去の様々な記録を紐解きました。

第199号(2019年)
「住血吸虫症の制圧を目指して」
千種雄一(獨協医科大学)
飯島渉(青山学院大学)
巻頭の読み物は2部構成です。2019年度に開催された特別展示のうち、2つのテーマについて詳しく解説しています。

第198号(2018年)
「蝋模型師・沼田仁吉と目黒寄生虫館」
石原あえか(東京大学)
当館が所蔵・展示している蝋模型を製作した沼田仁吉。研究の裏方に徹した職人の人生と、彼が残した作品の数々をご紹介します。
【完売しました(著者の所属は発行当時)】
197号 特集「外来生物とともに侵入した寄生虫」
小川和夫・巖城隆・脇司(目黒寄生虫館)
196号 特集「山口左仲-動物寄生虫分類学のパイオニアー」
小川和夫(目黒寄生虫館)
【過去の刊行物(著者の所属は発行当時)】
195号以前の「むしはむしでもはらのむし通信」は、アーカイブページからご覧いただけます。改題前の「目黒寄生虫館月報」「目黒寄生虫館ニュース」もダウンロードできます。
195号 特集「蚊と病気のお話 -身近なバンパイア-」 嘉糠洋陸(東京慈恵会医科大学)
194号 特集「ヤマビルはどんな生き物?-森林の荒廃・激増する野生生物とヤマビルとの関係-」谷 重和(ヤマビル研究会)
193号 特集「日本人のくらしと寄生虫」 巖城隆(目黒寄生虫館)
192号 特集「超寄生虫(ハイパーパラサイト)」マーク・フリーマン(マラヤ大学)
191号 特集「松枯れ‐マツを枯らすマツノザイセンチュウ‐」富樫一巳(東京大学)
190号 特集「ツツガムシとつつが虫病」高橋 守(埼玉県立川越高校)
189号 特集「寄生虫の生活環を追いかけて」横山 博(東京大学)
188号 特集「食べ物と寄生虫」記野秀人(浜松医科大学医学部附属動物実験施設)
187号 特集「ペットと寄生虫」松尾加代子(ナイル動物病院)
186号 特集「水生生物に寄生する甲殻類あれこれ」長澤和也(広島大学)
185号 特集「教養としての寄生虫学:生命科学から環境問題まで」長谷川英男(大分大学)
184号 特集「河川環境と寄生虫」浦部美佐子(福岡教育大学)
183号 特集「北海道のエキノコックス」奥祐三郎(北海道大学)
182号 特集「ハエ採集余話」篠永 哲(東京医科歯科大学)
181号 特集「マラリア・ノスタルジア」濱田篤郎(海外勤務健康管理センター)
180号 特集「ベーリング海でオットセイの寄生虫を調べる」水野文子(北海道大学)