

「孤高の寄生虫学者 山口左仲」展示品入れ替え
当館では、日本の寄生虫分類学の大家である山口左仲博士が残した論文や図版の原稿などの資料を多数保管し、一部を展示室で順次公開しています。9月7日の閉館後に展示の入れ替えを行いました。 今回は1934年に描かれた、魚類に寄生する吸虫類に関する論文に使用された原図を公開していま...
9月14日


展示室のサウンドスケープ(音環境)をデザインしました
人が見る風景・身を置く環境には、そこで流れる「音」が欠かせない存在である― 「サウンドスケープ」という概念です。博物館で導入した例はまだ数えるほどしかありません。 このたび目黒寄生虫館は、「音楽を使った空間デザイン」を手がけるVegetable...
8月27日


ロイコクロリジウム幼虫の動画展示を更新しました
展示室1階[1A]で公開中のロイコクロリジウム幼虫の動画が新しくなりました。 吸虫ロイコクロリジウム( Leucochloridium )の幼虫は巻貝オカモノアラガイに寄生し、その触角の中で活発に動きますが、種類によって幼虫の色や模様が異なることが知られています。展示では...
6月5日


情報コーナーで「日本の寄生虫症と寄生虫性食中毒の発生状況」の展示を始めました
当館が創設された約70年前には、日本には回虫・蟯虫などが寄生した人たちがたくさんいましたが、今ではそれらの寄生虫はほとんど見られなくなりました。一方で、今は他の寄生虫症や寄生虫による食中毒が発生していて、ときには死者も出ています。...
4月11日