

「孤高の寄生虫学者 山口左仲」展示品入れ替え
当館では、日本の寄生虫分類学の大家である山口左仲博士が残した論文や図版の原稿などの資料を多数保管し、一部を展示室で順次公開しています。9月7日の閉館後に展示の入れ替えを行いました。 今回は1934年に描かれた、魚類に寄生する吸虫類に関する論文に使用された原図を公開しています。 (関連記事はこちら→研究員ブログへ)
2025年9月14日


展示室のサウンドスケープ(音環境)をデザインしました
人が見る風景・身を置く環境には、そこで流れる「音」が欠かせない存在である― 「サウンドスケープ」という概念です。博物館で導入した例はまだ数えるほどしかありません。 このたび目黒寄生虫館は、「音楽を使った空間デザイン」を手がけるVegetable Recordと共同で、音を含めた展示室環境の作成を試みました。館内で流れる音楽は、実際に展示室を見学の後、展示物や雰囲気から得たインスピレーションをもとに作曲していただきました。 ご来館の際は、数々の標本や資料とともに、流れる音楽もコンテンツの一つとして展示をお楽しみください。 本プロジェクトは、(一財)全国科学博物館振興財団による 「2025年度全国科学博物館活動等助成事業」により実施されました。 Vegetable Record / ベジタブルレコード https://www.vegetablerecord.com/
2025年8月27日


ロイコクロリジウム幼虫の動画展示を更新しました
展示室1階[1A]で公開中のロイコクロリジウム幼虫の動画が新しくなりました。 吸虫ロイコクロリジウム(Leucochloridium)の幼虫は巻貝オカモノアラガイに寄生し、その触角の中で活発に動きますが、種類によって幼虫の色や模様が異なることが知られています。展示では、北海道で見つかったL. paradoxumとL. perturbatum、および沖縄で見つかったL. passeriの3種の動画を見ることができます。 解説プレートのQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、よく聞かれる質問と回答をまとめた「ロイコクロリジウムQ&A」も見られます。こちらも是非ご覧ください。
2025年6月5日


情報コーナーで「日本の寄生虫症と寄生虫性食中毒の発生状況」の展示を始めました
当館が創設された約70年前には、日本には回虫・蟯虫などが寄生した人たちがたくさんいましたが、今ではそれらの寄生虫はほとんど見られなくなりました。一方で、今は他の寄生虫症や寄生虫による食中毒が発生していて、ときには死者も出ています。 4月11日から情報コーナーで「日本の寄生虫症と寄生虫性食中毒の発生状況」の展示を始めました。厚生労働省に報告された寄生虫症と食中毒のデータに基づいて、それらの今の発生状況をグラフで示しました。今まで展示の無かったクリプトスポリジウムやジアルジア(ランブル鞭毛虫)などの写真や解説も見られます。 特別展などの開催時には、一時的にそれらの内容に入れ替えることもありますので、あらかじめご了承ください。
2025年4月11日






